情報化ユートピア

法人情報

活動の原点は,旧著「草の根地域情報化戦略」(Kindle電子書籍)をご参考にしてください。

内閣府で最初に認証されたNPO法人で入会金も年会費も0円

1999年4月,内閣府(当時,経済企画庁)で最初に認証された第1期14団体に入っている特定非営利活動法人です。しかも,入会金,年会費とも徴収しない本来のNPOを目指した法人です。

 情報化ユートピアは,地域情報化のお手伝いをする活動を通じて,万人のための情報化社会の実現を目指しています。なお,「情け」とは,「人間味のある心」「他人をいたわる心」のことです。「何か貢献したい」とのお気持ちは「情け」と表現できると思います。その「何か」を情報技術で具体化して,皆様に「報いる」わけです。皆様の「~したい」というお気持ちを「~する」に変えるお手伝い,それをさせて頂くことが,情報化ユートピアの使命です。ひとりひとりが行動することで,万人のための情報化社会が実現できると考えています。

組織・役職

役  職:理事長

名  前:中村 州男

都道府県:高知県


目的

この法人は,保健,医療又は福祉の増進を図る活動,社会教育の推進を図る活動,まちづくりの推進を図る活動,文化,芸術又はスポーツの振興を図る活動,環境の保全を図る活動,災害救援活動,地域安全活動,人権の擁護又は平和の推進を図る活動,国際協力の活動,男女共同参画社会の形成の促進を図る活動,子どもの健全育成を図る活動を行う団体及び個人に対して,その発展と一般市民の利益の増進をより高めるために,それらの活動のさらなる省力化,効率化,迅速化,活発化を図る情報化支援を行う。また,個々の一般市民が持つそれらの活動にかかる情報を相互に受発信し合いそれらの活動を積極的に推進する輪を広げるとともに,そのなかの情報で公益の増進をより高める必要がある活動は情報を整理し関係する団体及び個人に対して助言を行う。 

本来の意味で人にやさしいIT支援をします

ITという言葉が世の中を舞う時代,箱モノはできたが結局利用されていないシステムがそこかしこに点在しています。情報化の分野では未だに大量生産大量消費時代が続いているようです。

 そもそも,情報技術は人と人との間を適度に近づける,あるいは,人と人との溝をほどほどに埋めるために使うものです。決して,ほんの少ししか役に立たないような技術を高値で押しつけたり,自らの持っている陳腐化した技術を消耗品販売の如く売るたぐいのものではありません。そして,極めつけは,IT教育。パソコンを何が何でも覚えさせる,買わせる,使わせようとする間違った考えを実践してしまっていることです。

 ITについて,よく話すことがあります。ITの原点は「アイテー」と思う気持ちが生まれ,人が人として人に会うことです。人がロボットでない証であり,ロボット化することがIT化ではありません。当然,自動化されている部分があったとしても,そのことによって人が,その人の生活が豊かになったか否かが大切なのです。例えるならば,ITという情報技術が電信柱くらいの高さで人と人との間に分け入り,手をつなぐのなら,ここまで登ってからだと言わんばかりの状況が今日です。本来なら,人と人が手をつなぐ,その手の高さ以上に突出した,そして出しゃばった先端技術が必要なのではなく,手の高さ以下の出しゃばらない縁の下の力としての情報技術,端的にいうと「本来の意味で人にやさしいIT」が必要なのです。

 情報化ユートピアが行う情報化支援は,お金儲けの手段として情報技術を振るうのではなく,人と人との間を適度に近づけるために「本来の意味で人にやさしいIT」としての情報技術を振るうのです。